知ったら何をすべきか?

みなさん、こんにちは!
くうねる・サンダンスです。

最近断熱リフォームを検討される方が増えていて、よく相談を受けます。
ようするに、家の中の寒い暑いを少しでも軽減して省エネで快適に過ごしたいという目的は皆さん同じです。

最近では、よくテレビ番組や雑誌でも家の中の温度差が身体に与える影響を取り上げていて、快適に過ごすという以上に健康面を気にされて、断熱リフォームに踏み切る方が多いですね。

 

そんな中で先日、鼻炎などのアレルギー症状を中心に体調が優れないのは、この断熱とかの問題じゃないか?ということに行きついてお問い合わせを頂いた方がおられました。

ご訪問させていただきましたが、築20年の木造住宅で、お手入れも行き届いていてとてもきれいにお住まいでした。

 

ただ、最近気になっている所ですというリビングに繋がった北側の和室の壁を見ると、ジュラク壁の下半分ぐらいに一部しみのような跡が広がっていました。

壁の向こう側がユニットバスの浴室ということで、漏水か雨漏りと思われて業者さんに調べてもらったところ異常なしとのこと。

 

その経緯をお聞きしていて直ぐ、これはカビが生えた跡だと気が付きました。

 

 

何故そんなところにカビが生えるのか?
物を置いていたわけでもなく、外壁側でもない建物の中の間仕切りの壁なのに?
と、みなさん疑問に思われませんか?

カビが生える条件は、温度20℃以上、湿度65%以上、栄養素の存在と言われています。この条件が揃えば冬でもカビが生えるのはご存知かと思います。

 

 

冬、灯油ストーブなど燃焼系の暖房器具で暖房し、なおかつ加湿器や室内干しなどで湿度が上がり、そこに冷たい壁があると結露をおこして水分が壁に留まり、カビが生えやすくなります。換気が悪ければなおさらです。

 

でも何故間仕切壁に?

 

今回、サーモカメラで壁の温度を測定させていただきましたが、断熱材の入っている外壁側の壁の表面温度よりも、なにも入っていない空洞の間仕切壁の表面温度のほうが3℃以上も低い結果が出ました。

 

この壁の反対側はユニットバスで、土間に置いているだけなので、間仕切壁の内部は床下からの冷たい空気に常にさらされています。

つまり結露をおこす条件が、外壁側よりも揃っていたという事です。

 

床下の冷たい空気が間仕切り壁の中を伝って上昇することを止める気流止めという工法が、このころの根太工法の床だと出来ていないところがほとんどです。

今回の結露からカビ、そしてアレルギーなどの体調不良になられている原因を考えると、このことの弊害が出始めたといったところでしょうか。

 

健康な暮らしであるべきの住まいが、逆に健康を阻害していることはあってはならないことです。

その当時は想定できなかったことも、それを知った今、それぞれの立場で何をすべきかは自ずと見えてくるのではないでしょうか?

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