ニッチの功罪

みなさん、こんにちは!
くうねる・サンダンスです。

ニッチってご存知ですか?

お住まいを計画中の方は、実際に建築会社とのお打合せの際にお話されたりしてご存知かと思います。
建築的には、壁のくぼみの事を言います。壁の厚みを利用して、その厚み近くまでくぼませることができます。
何故壁にくぼみを付けるか?そのくぼみの利用価値はあるの?というところですが、大きくは二つあります。

ひとつは、飾り棚的な使い方です。
30㎝角くらいの小型のものから、上の辺をアーチ状にした70㎝巾ぐらいの少し大きめのもの、あるいは横長のくぼみを上下に2段とか連続したものなど、小型の絵画を掛けたり、やはり小型の飾り物を置いたりします。

もうひとつは、実用的な使い方になるのですが、壁に付ける給湯器リモコンやインターホン、機器のコントローラーなど、壁から出っ張っているとうっとおしいもの(笑)をくぼませた壁に付けることで、壁面から出っ張らさずにすっきり収めるために設けるものです。
また水回りの壁に設けて、コスメや日常用品の置き場として利用することも有ります。


いろいろな意味で結構利用価値の高いニッチですが、その位置については気を付けなくてはいけない点があります。

もちろん筋かいや耐力面材が入っていて構造的に付けられない所があるのは当然ですが、結構やっちゃってるケースが多いのは、外壁の内側に設けているケースです。
壁のくぼみということは、その壁は薄くなっています。外断熱工法でない限り外壁の中には断熱材が入っています。
部分的であってもその断熱材って、薄くなっても大丈夫ですか?という話です。

家全体から見ればほんの一部なので、あまり影響がないのでは?と思っている方がいらっしゃれば大きな間違いです!
熱の移動は、弱いところが有ればそこに集中します。つまり薄くなっている所に結露が発生しやすくなったりします!

もっと言えば、コンセントBOXなどが外壁に入っている所も断熱材は薄くなっていますよね。
ニッチはさすがに外壁側には付けないよ、といっている会社でもコンセントやスイッチはどうでしょう?

だから、ダブル断熱なんです!
コンセントBOXなどで内断熱が薄くなっている部分でも、外断熱材が補完してくれる。
ダブル断熱の意味は、ただ単に壁の断熱性能をアップさせるだけではないのです。

またまた性能の話になっちゃいましたけど、ニッチは付ける位置さえ間違わなければ、あるだけでアクセントになるので良いと思いますよ。
でもお分かりかと思いますが、付けすぎは壁が穴だらけになるので帰って落ち着かなくなることも重要です。しっかりインテリアのバランスを考えて計画しましょう!

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