台盤所キッチンのすすめ!

みなさん、こんにちは!くうねる・サンダンスです。
今日は台所について建築士としての僕の考えをひとつ。

「台所」ってすでに死語?「キッチン」という言い方の方が一般的ですね。

ちなみに台所の語源は、平安時代の貴族の食生活エリアの「台盤所」という部屋の盤という字が略されて台所になったと言われています。台盤というのは、食事を盛る器を乗せる台のことらしいです。

食生活のエリアがしっかりと確保されていることでいうと、欧米なんかは現代でもそうですよね。朝食などの簡単な食事は台所で済ませている光景をよく見ます。その台所にあるセンターテーブルは、食事もできるし、家族での料理やお菓子作り、はたまた子供たちの勉強机にもなります。

つまり、台所は家族の絆を深めるコミュニケーションの場でもあるんです。

日本の住まいにも以前は、「台所兼食堂」いわゆる「ダイニングキッチン」が多くみられました。でもどうでしょう、今は対面キッチンが大流行りですよね。確かにキッチンもコンパクトに納まるし、しかもリビングダイニング部分と対面だからコミュニケーションもとりやすいという事でしょうか?

でもキッチンが狭くなったことで、家族や友達と一緒に料理作りを楽しんだり、横に並んで会話する機会が減ったような気がして、逆にキッチンに立つ人の疎外感を感じるのは僕だけでしょうか?

それに比べてダイニングキッチンだと、システムキッチンは壁付けになります。確かに作業は家族と背を向けることになりますが、真ん中にテーブルが有ることで、そのテーブルも利用することになります。そこでコミュニケーションが生まれます。こっそりつまみ食いすることも出来るし、そのつまみ食いしたご主人やお子さんを見つけて「こら!」と怒ることもできます。

また、キッチン前の壁に窓を付けることが容易になるのでキッチンカウンターが明るくなります。加えて見える外の景色が良ければ言う事ありません。

お住まいの間取りを考えている皆さん、そろそろ対面キッチンを卒業して、「台盤所」キッチンを考えてみませんか?

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