バリアフリーを考えるの巻

職業病でしょうか、自分自身が家を建てるなら、傾斜地に住みたい。そのような願望があります。

傾斜地のように敷地内で段差が生じるのは、一見不利だと思われます。しかしそこを逆手に取ってしまえばとても住みやすい家になるのではないかと思えるからです。

駐車場から玄関へ、そして一階へ降りていく。一階へ降りていく??? そう二階へ上っていくのではなく、一階へ降りていくのです。つまり道路と二階部分が同じ高さといった立地条件に憧れるのです。

住宅業界では、一時バリアフリー=段差の解消と、段差解消に傾倒して行った時代がありました。その影響は大きく、今でも『この家はバリアフリーでしょうか?』と質問をいただくことがしばしばあります。

介護リフォームが普及するに連れ、そのような改修工事がどんどん行われてきました。ところがある頃から、介護の世界においては、四肢の不自由さがないのであれば、むしろ自然に生まれる段差はバリアではないとの認識されるようになりました。過剰なフルバリアフリーは、返って四肢の筋力低下を招くため、むしろ段差を日常的に行き来することで筋力の衰えを防ぐのだとか…。

私達が取組んでいるバリアフリーとは、部屋毎の温度の差を、構造が原因で発生させないことです。この考えは欧州では一般的な考え方です。むしろそうでない家のほうがいけないと言われています。そしてそうはならないように法律で厳しく基準が設けられているのです。

さて日本だとどうでしょうか…

ウォーリー.k

Share

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です